• "岩佐保険年金課主幹"(/)
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  1. 茅ヶ崎市議会 2018-02-23
    平成30年 2月 環境厚生常任委員会−02月23日-01号


    取得元: 茅ヶ崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    平成30年 2月 環境厚生常任委員会−02月23日-01号平成30年 2月 環境厚生常任委員会 平成30年2月23日 環境厚生常任委員会 1 日時   平成30年2月23日(金曜日) 午前9時29分開会 午前10時36分閉会 2 場所   全員協議会室A 3 出席委員   小磯・小島の正副委員長   松島・花田・藤村・山ア・永田の各委員   白川議長 4 説明者   夜光副市長、山ア副市長、秋津総務部長瀧田行政総務課長栗原財務部長谷久保財政課長熊澤福祉部長、   吉川福祉政策課長服部福祉政策課主幹高瀬保険年金課長松尾保険年金課主幹、   岩佐保険年金課主幹、樋口生活支援課長小島生活支援課主幹、一杉障害福祉課長杉田こども育成部長
      青木こども育成相談課長三浦保育課長野崎環境部長榎本環境政策課長川口資源循環課長添田資源循環課主幹、   熊澤資源循環課主幹南出保健所長、中田副所長、前田健康増進課長、   山田健康増進課主幹青木健康増進課主幹仙賀病院長、添田副院長、内藤病院総務課長小室環境事業センター所長、   小俣施設再編整備担当課長篠田環境事業センター主幹、   川口建設部長岩澤道路管理課長田代道路管理課主幹、   森野道路管理課主幹島津医事課長八幡医事課主幹 5 事務局職員   栗原局長石井主幹臼井書記磯部書記 6 会議に付した事件   (1) 議案第1号 平成29年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第10号)所管部分   (2) 議案第2号 平成29年度茅ヶ崎市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)   (3) 議案第3号 平成29年度茅ヶ崎市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)   (4) 議案第5号 平成29年度茅ヶ崎市病院事業会計補正予算(第3号)   (5) 議案第28号 和解について                 午前9時29分開会 ○委員長小磯妙子) 環境厚生常任委員会を開会する。  議題は、手元に配付の日程のとおりである。  議案第1号平成29年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第10号)所管部分を議題とする。  説明願う。 ◎財政課長 議案第1号平成29年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第10号)を説明する。  議案書1ページ、第1条は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ10億345万1000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ769億625万2000円とするものである。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページ及び3ページ、第1表歳入歳出予算補正のとおりである。  議案書12ページ、13ページ、本委員会所管部分の歳出を説明する。  款3民生費項社会福祉費目社会福祉総務費は、社会福祉協議会設置社会福祉基金に積み立てる使途の寄附金の受領により同基金に積み立てるため補助金を計上する。  目2障害者福祉費は、障害福祉システムの改修に要する経費の一部を、平成30年度新たに創設される国庫補助金制度に対応させるため委託料を減額するとともに、生活介護就労継続支援B型並びに児童発達支援及び放課後等デイサービスなどのいずれも利用件数の増加に伴いそれぞれ扶助費を計上する。  目4老人福祉費は、神奈川県後期高齢者医療広域連合関係経費市町村定率負担金に係る年間支出額当所予算を下回るため負担金を減額する。  目10臨時福祉給付金給付事業費は、平成28年度臨時福祉給付金等国庫補助金の精算に伴い過配分を返還するためそれぞれの償還金を計上する。  議案書14、15ページ、項2児童福祉費目児童福祉総務費は、保育所等整備交付金として交付基準の変更に伴い交付金を、目2児童保育費は、平成28年度子どものための教育・保育給付費国庫負担金等の精算に伴い過配分を返還するため償還金を、項3生活保護費目生活保護総務費は、平成28年度生活保護費国庫負担金等の精算に伴い過配分を返還するため償還金をそれぞれ計上する。  款4衛生費項保健衛生費目保健衛生総務費は、がん検診及び健康診査対象者数の増加に伴いいずれも委託料を、目4環境衛生費は、環境施策推進事業として、茅ケ崎駅南口駅前広場に喫煙所を設置するため工事請負費を、また、太陽光発電設備普及啓発基金へ寄付金及びマッチングギフト並びに同基金運用益を積み立てるため積立金を、議案書16、17ページ、項2清掃費目清掃総務費は、ごみ減量化資源化基金有価物売却代金、寄附金及び同基金運用益を積み立てるため積立金をそれぞれ計上する。  議案書8ページ、9ページの本委員会所管部分の歳入である。  款13使用料及び手数料項手数料目衛生手数料一般廃棄物(ごみ)処理手数料を、款14国庫支出金項項国庫負担金目民生費国庫負担金自立支援給付負担金自立支援医療費負担金障害児入所給付費等負担金、平成28年度自立支援給付費負担金、平成28年度障害児入所給付費等負担金及び平成28年度生活保護費負担金を、項2国庫補助金目民生費国庫補助金保育所等整備交付金を、款15県支出金項1県負担金目民生費県負担金自立支援給付費負担金及び障害児施設設置費給付費等)負担金、項2県補助金目民生費県補助金障害者グループホーム等運営費補助事業費補助金をそれぞれ増額する。  議案書10、11ページ、款16財産収入項財産運用収入目2利子及び配当金は、太陽光発電設備普及啓発基金利子及びごみ減量化資源化基金利子、款17寄附金項寄附金目民生費寄附金社会福祉基金寄附金、目4衛生費寄附金太陽光発電設備普及啓発基金寄附金及びごみ減量化資源化基金寄附金をそれぞれ増額する。  款20諸収入項5雑入目2雑入は、太陽光発電売電収入を減額するとともに、健康診査事業補助金及び有価物売却代金をそれぞれ増額する。  議案書1ページに戻り、第2条繰越明許費の補正である。第2表は議案書4ページである。繰越明許費の追加は、民間保育所等施設整備事業費として、近隣との調整に時間を要したため、環境施策推進事業は、茅ケ崎駅南口駅前広場喫煙所設置工事について関係機関との協議に不測の日数を要するため、いずれも事業の完了が見込めず、それぞれ平成30年に繰越明許するものである。 ○委員長 質疑に入る。 ◆松島幹子 委員 議案書15ページ、款4衛生費項保健衛生費目環境衛生費の説明70環境施策推進事業費は茅ケ崎駅南口に喫煙所を設置するが、設置の経緯を伺いたい。 ◎環境政策課長 ポイ捨て防止歩行喫煙禁止のために整備をした。喫煙者がルールを守っている中で、喫煙者が集中することにより、たばこの煙害を訴える苦情がふえてきた。苦情に対応するために密閉型のボックスタイプの喫煙所を設置することにした。 ◆松島幹子 委員 煙を吸わずに通ることが難しい場所で市民からも苦情が多かったが、ボックスタイプを設置すると維持管理費がかかると思うが、その件はいかがか。 ◎環境政策課長 主に電気代と清掃委託料、修繕費で、維持管理費全体で100万円程度かかると考えている。 ◆松島幹子 委員 設置費用の1262万6000円は一般会計から出すのか、補助金はあるのか。 ◎環境政策課長 一般財源である。 ◆山崎広子 委員 平成18年から、あちこちにあった灰皿を南口1カ所、北口2カ所に集約して、ポイ捨てをなくすという市内の中で大きな運動があったことを記憶しているが、今、副流煙の健康被害が国会でも審議中である。副流煙の対策を重要と考えて今回囲い型を考えているが、どのような囲い型で副流煙を出さない工夫を考えているのか。 ◎環境政策課長 建物の床面積は約16平米である。副流煙の問題が出るため、人感センサーをつけた排煙設備をつけて強制的に廃棄する形を考えている。 ◆山崎広子 委員 たばこの煙を外に出すことで副流煙の被害をこうむる方がいると思うが、そこら辺の工夫はどのような形で考えているのか。 ◎環境政策課長 煙が出る以上、たばこの成分が含まれているので、駅のホームそば設置予定であるが、駅のホームの屋根より高い位置から排煙する形で設計を考えている。 ◆山崎広子 委員 煙突をつけた屋根つきの囲いであるが、1262万6000円の中でどのくらいの金額を想定しているのか。 ◎道路管理課主幹 総額1262万6000円の内訳は、解体と建屋完成後の復旧に193万円、建築と設備に係る金額は1069万円程度の内訳である。 ◆山崎広子 委員 南口広場の改修が少し延期になっているが、南口改修広場の今後の予定も考えて、庁内横断的な議論のもと喫煙場所を考えたのか。 ◎道路管理課主幹 南口広場改修事業と今回の喫煙整備事業は調整を行っている。今回整備する喫煙所は、南口駅前広場整備事業でもそのまま活用できる計画を立てている。 ◆藤村優佳理 委員 ボックス型の喫煙所はどのぐらいの大きさで、一度に何人ぐらい入るのか。 ◎環境政策課長 床面積は約16平米、JT等のコンサルティングの話では1人当たり大体1.2平米と言われているので、13から14名程度と考えている。 ◆藤村優佳理 委員 工事着工時期などスケジュールの詳細を伺いたい。 ◎道路管理課主幹 茅ケ崎駅構内に喫煙所を設置するため、東日本旅客鉄道横浜支社と協議を行っている最中で、協議成立見込みが4月末を見込んでいる。工事契約が5月中旬ごろ、その後、建築物の建築確認申請に約1カ月を要するので、実質6月中旬から着工できると見込んでいる。 ◆藤村優佳理 委員 工事期間中の南口喫煙所の対応はどのように検討したのか。 ◎環境政策課長 喫煙者には不便をかけるが、北口の利用か、我慢していただくことになると思っている。 ◆松島幹子 委員 建てた後は現在喫煙しているベンチはなくなるが、どのような対策をとるのか。 ◎環境政策課長 今灰皿が置いてあるところにボックスタイプを設置するので、今の屋外タイプのものはなくなる。今後の課題として、喫煙者ボックスの中に入ってルールを守って吸っていただくことで、環境部として啓発活動等を行っていきたいと考えている。 ◆小島勝己 委員 今後の取り組みとして、オリンピックがあって観光都市として名を上げるときにきちんと整理することは大変重要なことだと思う。医学的に見れば、たばこは余りよくないと言われているが、茅ヶ崎市として今後きちんと整備していくのか、ここだけにとどめるのか。北口の同じような場所も含めてどういう取り組みをするのか。 ◎環境政策課長 本市の喫煙に対するスタンスは、たばこを吸う人、吸わない人双方にとって快適なまちづくりを目指すことである。たばこと健康の問題は因果関係があると承知しているが、今回の措置は、あくまでもたばこを吸わない方が望まない喫煙をしてしまうことを防ぐために設置する。北口も市民からさまざまな意見があるため、南口の整備完了後、北口にどういうことができるかも検討したいと考えている。 ◆藤村優佳理 委員 議案書15ページ、款3民生費項児童福祉費目児童福祉総務費、説明150民間保育所等施設整備事業費967万9000円は、どこの地域にできる保育所なのか、詳細を伺いたい。 ◎保育課長 平成29年度の当初予算に計上している湘南なでしこ保育園分園整備に対する国の補助単価が変更となったことから、その差額を増額補正するものである。 ◆藤村優佳理 委員 入園できる年齢の内訳と総数も伺いたい。 ◎保育課長 ゼロ歳から2歳児を対象としており、定員は36人を想定している。 ◆藤村優佳理 委員 以前、住民との協議の結果、一度白紙になっているが、今回この場所に改めて開園するに当たっての近隣住民への説明や話し合いはどのような経緯だったのか。 ◎保育課長 なでしこ分園は当初は平成27年度に一度計画しており、そのときには法人が中心に説明をしたが、車の送迎、園から出る音といったことで協議が調わずに白紙になり、建設ができなかった経過がある。今回の計画は、平成28年度後半に保育園側で場所を変えてやりたいとの話が出てきたが、前回の失敗を踏まえて、最初に市で地元自治会に説明をして、その後、近隣の方々にも個別に話を聞くなどかなり丁寧にやってきた。その上で設計段階で市と法人が一緒になって繰り返し説明を行い、騒音、車の送迎の問題、園の音の問題、保護者の動線等も含めて地元の方々と重ねて話をしてきた。その結果、ようやく協議が調い、近隣の理解も得て今回工事が進められる状況になった。ただ、この話の中で地域住民の方からは、保育園がもっと地域と連携をした取り組みをしてほしいとの声も何回かいただいているので、工事期間中や開園後も今まで以上に園と地域が連携して組める形での指導をしていきたいと思っている。 ◆藤村優佳理 委員 本事業は繰越明許にもなっているが、開園に向けての詳細はどうなっているのか。 ◎保育課長 分園計画の当初は待機児童解消対策の一つの定員として想定していたので、平成30年4月の開園を目指して設計等を進めていた。ただ、近隣の調整等に若干時間を要し設計に入る時期が少しおくれたために、平成30年4月は断念せざるを得ない状況で、平成30年夏ごろを想定している。そこに向けてできるだけ早く開園できるように進めており、そのための繰越明許である。 ◆藤村優佳理 委員 本来であれば4月開園を目指して、一人でも多くの子供が入園して待機児童解消になったと思う。ことしの待機児童対策への影響はいかがだったのか。 ◎保育課長 香川、みずき地区も保育需要は継続してふえており、平成30年4月に36名分の定員をふやすことができないことは、待機児童解消対策には当然影響は出ている。ただ、現在調整の中で、一人でも多く保育ニーズに応えられるように、分園に入園を希望している方で、本園の面積基準や保育士の基準を満たす範囲内で前倒しで定員超過で受け入れるなどをしているので、できるだけ影響を最小限に抑える努力をしている。 ◆藤村優佳理 委員 議案書11ページ、款17寄附金項寄附金目衛生費寄附金の説明2ごみ減量化資源化基金寄附金の46万8000円の内訳を伺いたい。 ◎資源循環課主幹 ごみ減量化資源化基金寄附金は2つの構成となっており、環境事業センターリサイクル展示室当選者寄附金2万7434円、ふるさと納税寄附金44万1000円となっている。 ◆藤村優佳理 委員 環境事業センターリサイクル展示室当選者寄附金2万7434円は、どのぐらいの利用があるのか。 ◎環境事業センター所長 1月は環境事業センターの繁忙期のため展示は休止をしているが、それ以外は毎月35点の展示をしている。 ◆山崎広子 委員 議案書15ページ、款4衛生費項保健衛生費目保健衛生総務費、説明20健康増進事業費の1がん検診事業費は、当初見込みよりもがん検診受診者がふえ、市民の意識も高くなったと思うが、この費用でどのくらいの人数を想定しているのか。 ◎健康増進課主幹 がん検診の委託料の中で特に施設検診の委託料がふえた。胃の内視鏡をふやしたことにより、委託料が8%増加した。人数というよりは、委託金額を昨年度実績と比較して決算見込み額を算出したことで1342万3000円が不足する見込みとなった。 ◆山崎広子 委員 胃の内視鏡検査は胃がんの早期発見だと思うが、この補正で平成29年度はどのくらいのがん検診受診率となるのか。 ◎健康増進課主幹 胃の検診に内視鏡検査を導入したことで、11月までの実績は昨年度に比べて279人増加している。胃の受診者数は当初予算では10.5%を見込んでおり、この人数がふえることは確実である。さらに、施設検診の委託料全体が8%延びているので、当初見込みの乳がん27.1%、子宮がん27.3%は上昇することは確実かと今思っている。 ◆小島勝己 委員 15ページ、款4衛生費項保健衛生費目保健衛生総務費、説明20健康増進事業費の2健康診査事業費は、健康なまち茅ヶ崎として、大勢が受診したらもっと誇れるまちになると思うが、当初予算に対して増加が多いと思う。当初見込みに対してなぜこのような変化が出たのか。 ◎健康増進課主幹 健康診査事業も11月までの実績で昨年度と同月の比較で9%延びていた。当初予算では1万2587名を見込んだが、決算見込み受診者数は3090人分を見込み、1人当たり1万4000円の委託料がかかるので、4253万6000円が不足する状況となった。今回の予算設定時に平成28年度の実績が出ていなかったので、平成27年度の実績に基づき試算した。平成29年度は法律で介護保険施設の入所者を除くことができるとなっていたので、今回は約1000人を受診者から除外できると考えていたが、8月の時点で住所が介護保険施設になっている方が323人と600人ほど見込み違いがあった。また、8月に対象者全員に受診券を送付するが、高齢化率の見誤りがあり、最終的には3417人対象者がふえた状況があった。算定の不備があり、最終的に3090人分の委託料が不足する見込みになった。 ◆小島勝己 委員 見込み違いであれば補正はやむを得ないと思うが、次の予算に対してどう反映していくかが予算総額にまで影響してくると思うので、実情を十分チェックして見込み違いがないようにすべきだと思う。それに対して見解はあるか。 ◎健康増進課主幹 平成30年度予算案策定時には、今回のことがないように見込み人数を精査して予算を設定しているので、大きな金額が補正にならないように努めたい。 ○委員長 質疑を打ち切り、討論に入る。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 討論を打ち切る。  議案第1号平成29年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第10号)のうち本委員会所管部分につき採決する。  本案のうち本委員会所管部分を原案のとおり可決すべきものと決するに異議ないか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 異議なしと認める。  よって、本案のうち本委員会所管部分全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した。  ───────────────────────────────────────── ○委員長 議案第2号平成29年度茅ヶ崎市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題とする。  説明願う。 ◎保険年金課長 議案第2号平成29年度茅ヶ崎市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を説明する。  議案書21ページ、第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億8287万9000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ278億5880万円とするものである。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の金額は、22ページからの第1表歳入歳出予算補正のとおりである。  議案書28ページ、歳出について説明する。  款9国民健康保険運営基金項国民健康保険運営基金目国民健康保険運営基金は、前年度繰越金を基金へ積み立てるため積立金を増額する。  議案書26ページ、27ページ、歳入を説明する。  款7財産収入項財産運用収入目1利子及び配当金は、歳出で説明した事業の財源として利子収入を増額する。
     款9繰越金項繰越金目1繰越金は、前年度からの繰越金を増額する。 ○委員長 質疑に入る。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 質疑を打ち切り、討論に入る。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 討論を打ち切る。  議案第2号平成29年度茅ヶ崎市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)につき採決する。  本案を原案のとおり可決すべきものと決するに異議ないか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 異議なしと認める。  よって、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した。  ───────────────────────────────────────── ○委員長 議案第3号平成29年度茅ヶ崎市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を議題とする。  説明願う。 ◎保険年金課長 議案第3号平成29年度茅ヶ崎市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を説明する。  議案書31ページ、第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ5979万5000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ32億4979万5000円とするものである。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の金額は、32ページの第1表歳入歳出予算補正のとおりである。  議案書38ページ、39ページの歳出について説明する。  款2後期高齢者医療広域連合納付金は、市が徴収した保険料相当額を神奈川県後期高齢者医療広域連合に納付するもので、保険料徴収額の増加に伴い支出額に不足が生じる見込みのため、所要額5979万5000円を増額した。  議案書36ページ、37ページ、歳入を説明する。  款1後期高齢者医療保険料項後期高齢者医療保険料は、保険料徴収額の増加を見込み、目1特別徴収保険料に3488万9000円、目2普通徴収保険料に2490万6000円をそれぞれ増額した。 ○委員長 質疑に入る。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 質疑を打ち切り、討論に入る。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 討論を打ち切る。  議案第3号平成29年度茅ヶ崎市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)につき採決する。  本案を原案のとおり可決すべきものと決するに異議ないか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 異議なしと認める。  よって、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した。  ───────────────────────────────────────── ○委員長 議案第5号平成29年度茅ヶ崎市病院事業会計補正予算(第3号)及び議案第28号和解についての以上2件は関連があるので一括議題とする。  説明願う。 ◎病院総務課長 議案第5号及び議案第28号を一括して説明する。  初めに、議案書107ページの議案第28号を説明する。  議案第28号は、医療事故の和解に関する議案である。和解の相手は市内在住の女性である。  医療事故の概要は、平成28年8月4日、市立病院で行った手術に関し、腸ベラという医療器具を腹部に残したまま縫合した事故があった。手術後20日経過した8月24日に相手から不調の訴えがあり、レントゲン撮影を行った結果、器具が体内に遺残したことがわかり、器具の摘出手術を直ちに行った。相手の方はしばらく入院し、状態が安定したところで退院いただいた。以来、定期的に外来で診察を続け、また自宅を訪問し、体調の変化など話を伺うように努めてきた。このたび相手方から和解したいと話をいただいたので、議案として提案した。  和解のための解決金は142万9700円、和解のその他の内容は記載のとおりである。  なお、相手の方から、本和解に関し、新聞報道を含めて公表することがないよう強く要請されている。  議案書50ページ、議案第5号平成29年茅ヶ崎市病院事業会計補正予算(第3号)を説明する。  第1条の総則に続き、第2条で平成29年度当初予算第3条に定めた収益的収入及び支出予定額にそれぞれ6143万円を増額するものである。  議案書56ページから57ページ、支出から説明する。  材料費の薬品費は、年度の必要額を見込んで予算に計上し、医薬品横領事件を受けて慎重に購入してきたが、高額な医薬品が多くなり、6000万円程度不足することが見込まれる。背景の1つ目は、遺伝子変異によるたんぱく質欠乏によって生じる脊髄性筋萎縮症の小児の患者がおり、スピンラザという薬による治療を両親が希望したため、検討の結果、年度の途中から購入を始めた。薬価として1バイアル932万424円する医薬品で、今年度は4本程度使用する予定である。2つ目として、切除不能の進行、再発の非小細胞肺がんに対する治療薬キイトルーダ、薬価として1バイアル41万541円について、肺がん診療のガイドラインに従って投与を行うこととし、今年度から購入を始めた。年間60本程度の使用が見込まれる。これらの状況から予算に不足が生じる見込みとなった。  経費の雑費は、冒頭で説明した和解の解決金に相当する額を計上した。  同ページ上段の収入の外来収益は、先ほど説明した医薬品を処方することにより得られる収入を計上した。  その他医業外収益は、和解の解決金に相当する額を保険会社から収入するため計上した。  50ページに戻り、第3条は当初の予算第10条で定めた棚卸資産の購入限度額を6000万円増額し、22億5702万円とする。 ○委員長 質疑に入る。 ◆藤村優佳理 委員 議案第28号和解についての金額はどのように決められたのか。 ◎病院総務課長 茅ヶ崎市立病院が契約している保険会社が計算した。 ◆藤村優佳理 委員 解決金は振り込みではなく、現金の扱いであるが、詳細を伺いたい。 ◎病院総務課長 相手方から和解の話をいただいたときに、公表は積極的にしてほしくないとの話の中に、振り込みではなく現金でとの話があった。 ◆藤村優佳理 委員 本委員会で可決後のスケジュールを伺いたい。 ◎病院総務課長 本委員会で可決され、本会議で議案として議決された場合には、日程は具体的に決まっていないが、特に本会議初日に審議いただいた経緯もあるので、比較的早い時期に支払いたいと考えている。 ◆藤村優佳理 委員 本医療事故について、当時の市の記者発表では、定めた作業手順を確実に行うよう職員に周知徹底し、あわせて作業の精度を向上させるために、一部作業手順を改善し実施を始めたとある。当時は、手術前と腹部を切って縫う前、縫った後の3回、洗浄、滅菌を行うときに器具の点検不足で見落とされたとのことであるが、再発防止のために具体的にどのような改善策を講じたのか。 ◎病院総務課長 当時、手術後は、決められた器具の確認方法は、器具の一覧表があり、実際に手術で使った器具がトレーの上にあることを目視で確認していた。目視のため見逃していた経過があるので、その方法は全面的に改めることとした。数を数えるための用紙を患者一人一人に用意し、目視ではなく看護師が読み上げて、もう1人の看護師が数を数える。数えた結果をそのペーパーに記録して、記録したものをスキャンして電子カルテに添付することで記録を残すことにしている。  また、数を数えるタイミングも、当時は最終的に手術の傷を縫いつける前と、洗浄のときに行うやり方であったが、現在はその間にもう一回数を数えるタイミングを設け、実際には手術が終わって手術室を出る前に手術野を覆っている布を取り剥がす前にもう一回数を数える形に変えている。また、腹部や胸部をあける手術に関しては、手術後にレントゲン撮影をし、体の中に器具が残っていないことを確認するように改善している。 ◆山崎広子 委員 市立病院にとっては、医療事故は起こしてはいけない事故だと思うが、医療安全管理室を平成17年から病院長のもと設置されて、平成20年4月より直属の独立した部署でそれぞれ検討、ヒヤリハット等をやっていると思う。安全委員会等を行っていて平成28年、医療事故が平成26年、平成27年とあり、平成29年度に起こってしまった。アクシデントレベル5、レベル4はあってはならないが、この事故はどのくらいのレベルになるのか。 ◎病院総務課長 本事故はレベル3である。 ◆山崎広子 委員 事故により治療が必要になった事例になると思うが、患者は後遺症もなく、今は元気になっているが、平成28年度中に各委員会等で話した内容等がそのさなかであったと思う。医師、スタッフのグループ等に啓発をして二度と起こさないというところで、かなりの職員がいると思うが、本事故の改善の意識で病院として現在どのように環境が変わっているのか。 ◎病院総務課長 体の中に器具を残すという手術現場で起きた事故なので、手術に携わる部門の手術室で働いている医師、看護師のそれぞれの所属で、このような事故が起きたことについての課題はどこにあったのかは、事故直後に直ちに原因究明を行っている。昨年2月までの間に当時の県の保健所に改善策等を報告し、神奈川県からも指導を受けて、その状況は病院内に報告し、現在も業務を適切に行っている。 ◆松島幹子 委員 途中までは議会でも説明があったが、今回和解に至るまでどのような過程で和解に至ったのか。 ◎病院総務課長 もともとの病気に対する手術が終わった20日後に不調を訴えられたので、その時点で直ちに摘出手術を行った。全面的に茅ヶ崎市立病院に責任があるので、基本的には全ての判断は相手方に任せるという立場で話を進めてきた。1カ月弱の入院後、退院したが、定期的に外来で診療を続け経過観察をし、それとは別に診察のないタイミングを見計らって私どものほうから自宅を訪問し話を伺い、多少でも不調があれば、我慢することなく直ちに受診してほしいというお願いを続けてきた。本日議案として和解の提案をしたが、昨年12月ぐらいに相手方からもう和解してもいいとの話をいただいたが、その前にも少しそういう話は出ていた。しかし、腹部を切っていることもあり、本人の思いとして、もう一回冬は越しておきたいところもあるとのことがあったので、基本的に本人の思いを尊重して、いいタイミングをおっしゃっていただければということで話を進め、本日に至った。 ◆松島幹子 委員 訴訟等にはならずに、市職員と保険会社が患者と話し合って今回和解に至ったのか。弁護士が入ることはなかったのか。 ◎病院総務課長 本件は、相手方も私どもも弁護士は一切かかわっていない。また、保険会社も相手方との交渉には一切かかわっていない。話は全て市職員が行っている。 ◆山崎広子 委員 体調をしっかり診てもらいたいということ、事を大きくしないという患者だったと思うが、今の時代は訴訟を起こすことが多くなった。例えば医師に対しての訴訟、管理責任である病院に対しても両方起こすなど、今いろいろな状況が出ている。訴訟を起こしたら市立病院なので病院が被疑者になるが、医師と手術を行った職員に対するペナルティーはどのようになっているのか。 ◎病院総務課長 日ごろいろいろな業務を行っている中でこのようなことが起きたときには、不適切なことがあったのかなかったのかが当然論点になると思うが、不適切なところがあれば職員の処分につながると思う。 ◆山崎広子 委員 腸ベラはどのくらいの大きさなのか。 ◎病院総務課長 腸ベラは長さ30センチで、小学校で使う30センチ定規のように30センチが全て平面になっているものではなく、器具としてところどころくびれがあったり穴があいているが、長さとしては30センチ程度のものである。 ◆山崎広子 委員 それを考えるとアクシデントのレベル3であると思うが、相手方から自分の体の回復があったと聞いた。これからも事故がないようにヒヤリハット等を設けていくとの話も聞いたが、人の命を預かる病院なので、小さなことが死に至ることもある。ペナルティーの部分や綱紀粛正のためには、職員は毎日忙しいから大変だと思うが、そこら辺を考えていく方向はあるのか。 ◎病院総務課長 病院では日々医療を行っており、当然命にかかわるところも出てくるが、このような事例を病院内で周知を行い、診療科が違うからとか部が違うからではなく、そのようなことに対する意識を持って日々業務に当たってもらうことが重要と考えており、折に触れて病院長が全体が集まる会議等で話をし、意識改革を行っている。本件に関しても、最終的に保健所に報告書を出すまでに多少時間はかかったが、その間も常に業務改善について関係するところから話を聞き、そのことのフィードバックを全病院的に行ってきた。 ◎総務部長 本件についての市の対応を答弁する。本件は、市立病院の責任者の病院長の管理監督責任について、市長より文書訓告を行っている。病院職員に対してミス1つが人命にかかわる問題であるとの意識の醸成、想定されるミスに対して幅広く対応できるような体制づくりの点に対して管理監督が不十分であったことを指摘している。また、しっかりと指導、監督するとともに再発防止に全力を挙げて取り組むように市長より訓告をした。 ◆山崎広子 委員 医師、看護師は日常業務に追われて忙しいことが起因しているかは別として、病院長として、例えばゆとりがあればいい手術ができ、チームワークもあると思う。ヒヤリハットは毎日あると思うが、ゆとりを持ってきちんと患者の手当てをすることについて伺いたい。 ◎病院長 今回の腸ベラの件は、病院全体で何でこのようなことが起きるのかという思いで最初は話を聞いたが、通常起こり得ないと思うことが起きてしまう。これに対して、今後100%こういうことが起きないようにできるか。どのようなシステムやガイドラインをつくっても、最終的には人間が行うので、病院としては安全管理委員会を中心に動いているが、病院長と、安全管理室長の副院長は常に、人はミスをするものだという前提で常にいる。ミスが起きたときの初期対応をきちんとすることがその後の経過に一番影響を与えると常々思っている。腸ベラは長いものであるが、手術を長年やってきた者にしてみれば、もう1人ドクターがいて3人で入っていれば起こり得なかった。2人でやっていて、たまたま別を見なければならないときに、腸ベラがずるっと腸に入ってしまった。ところが、互いに相手が腸ベラをどけたものだと思い込んでしまう。それに第三者の鈎引きというドクターがいれば起こり得なかった。そういう意味で、ドクターを含めた医療従事者を病院としてはふやしていかなければならない。  ただ、ふやしていくことで危険が拡散して焦点がぼけてしまうことがあるかもしれないが、毎日医療行為をやっていれば、医者であろうと、看護師であろうと、全職種が何らかのヒヤリハットを経験する。いいと思ってやったこと、患者のためを思ってやっていたことが逆のことになった場合は、当事者としても残念であり、処分と言われたが、今回の関与した人たちは自分の中でさんざん処分して、鬱状態にもなりそうな中をその後仕事を続けてちゃんとやってくれている。それを思えば、病院長が全部責任を負って、市長から処分をもらったが、当事者の真意は、悪意を持った薬剤師のこととは別の次元だと思う。また、患者も、初期対応とその後一生懸命患者や家族に接することで、病院総務課長を褒めたいが、定期的に患者の家に訪問してお伺いを立てている。それを自発的にやっている。一連の流れで今回和解に至ったことに関して、最大限よくやってくれたと病院長としては思っている。  繰り返しになるが、今回のようなことが100%起きないように持っていきたいが、起きたときにきちんと初期対応をすることも常に心がけて、当事者である職員の気持ちを考えながら、もちろん患者の気持ちも考えながら、病院長としては今後も対応していきたいと思う。 ◆藤村優佳理 委員 議案第5号平成29年度茅ヶ崎市病院事業会計補正予算(第3号)について、高額の薬を購入することでやむを得ない金額であるが、市議会定例会資料その2、市立病院−10をいただいたが、これを提示した根拠を伺いたい。 ◎病院総務課長 今回、6000万円程度薬品費の不足が見込まれることで補正予算の審議をお願いしているが、今年度、医薬品の横領事件があり、それを防ぐためにどのようなことができるかについては、本市議会や全員協議会でも質問をいただき答弁してきたが、その一つの方法として、医薬品をどれぐらい買ったのか、医薬品の倉庫から処方するためにどれぐらい払い出したのか、また、それによってどれぐらいの保険請求ができるかについて定期的に点検を行っていればそのような事件をもっと早い段階で見つけることができたことを以前に答弁した。  今回、6000万円の補正をお願いするに当たり、同じ薬品費ということもあり、本当にそのことについて補正をしなければいけないかを検証するための材料として資料を提出した。特に払い出し額と保険請求額の差が著しく少ない場合には、払い出したにもかかわらず保険請求ができていないことから、何かあるのではないかという疑いの目を持つことができるようにはなるが、今回、ここに提示したとおり、多少数字の差はあるが、その割合は不正を疑うようなことはなく、今年度の医薬品の執行は基本的に問題がないとの立場を示すところと、あわせて、それに基づいて6000万円を補正するということを示す目的で提出した。 ○委員長 質疑を打ち切り、討論に入る。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 討論を打ち切る。  採決は個々に行う。  議案第5号平成29年度茅ヶ崎市病院事業会計補正予算(第3号)につき採決する。  本案を原案のとおり可決すべきものと決するに異議ないか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 異議なしと認める。  よって、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した。  議案第28号和解についてにつき採決する。  本案を原案のとおり可決すべきものと決するに異議ないか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 異議なしと認める。  よって、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した。  環境厚生常任委員会を閉会する。                 午前10時36分閉会...